ジェムケリー アレキサンドライトへのこだわり

一般的に宝石商といえばダイヤモンドの販売に主力をおくのが普通だが、ジェムケリーの創業者である中野猛は他社との差別化こそが飽和した宝飾市場で勝ち抜く秘訣であると、世間に知られていない個性的な宝石に目を向ける。 希少性こそあるが、一部の宝石マニアにしか知られていない「アレキサンドライト」太陽光線の下では緑に白熱球の下では赤紫に変色する宝石にファッション性の高いデザインを施し、有名タレントを起用してテレビコマーシャルで宣伝するという戦略でジェムケリーアレキサンドライトは一躍有名になる。

アレキサンドライトは、ブラジルとスリランカが主要産出国となっている。 ブラジル産はアレキサンドライトとしては、最高品質であり、その特徴は透明度が高く、かなり鮮やかな変色をするのが特徴。 ブラジル産は、太陽光線下ではブルーが強めのグリーンをしているが、白熱電球下では赤紫にはっきり変化するというものであり、一方、スリランカ産は黄色味がかかったグリーンを呈しているものが多く(ぺリドットのような色)、また赤色への変化が弱く、品質は一般的にブラジル産より劣っている為、比較的安価で取引されているのといわれている。  最近では、ブラジル産とスリランカ産の中間色の色変わりをするものが、タンザニアやインドで採れているが、スリランカ産同様、価値が安い為、注目されるようになったが、内包物が多く、品質面ではブラジル産よりもかなり劣るものが多い。

中野猛は、ブラジル産のジェムクオリティを、更にAAA、AA、Aの独自基準を設け、取扱高の90%をAAA、AAに限定し、また、検査室内にて1点、1点丁寧にGIA、GGが顕微鏡レベルで検品を行うようにしたのである。

更に、通常オーバルカットにやエメラルドカットにしか適さないアレキサンドライトの原石をプリンセスカットにするという奇想天外な行動に出た。 原石から60%もロスをするプリンセスカットは普通では考えられない発想だったが、デザイン性は高く評価され大ヒット商品になった。 今でこそ、アレキサンドライトは、広く一般的に知られるようになったがジェムケリーによってその認知度が高められたといっても過言ではないだろう。 但し、ジェムケリーアレキサンドライトの他にロシアのスモレンスクの国営工場でしかカットすることの出来ないアマラントカット、ダイヤモンド(真上から見ると星が浮かび上がる)や OE理論に基づいてカットされたケリープリンセスダイヤモンドなども看板商品として扱いだしている。

2006年7月より倖田來未がデザインからパッケージまで完全プロデュース商品、Binary Face が登場した。 当然だが最高級ランクのモデルはアレキサンドライトが使用されている。

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